「受験は孤独な戦い」と言われます。受験において合否を決定づけるのは受験生本人の資質と努力ですから、そう言われるのも当然のことです。とはいえ、「孤独な戦い」だからと言って誰からも援助を受けられないわけではありません。第一志望の大学に合格し、理想の学生生活を始めるためには周囲の人のサポートなくしては不可能です。
本記事では第一志望の大学に合格するために必要なことや考え方についてご紹介します。これから受験生になるという人も、もうすでに受験生として努力をしているという人もぜひ参考にしてください。
合格のために重要な習慣は３つあります
第一志望の大学に合格した受験生の多くに共通している3つのことがあります。それがなにか想像できますか？
1.効率的な勉強
がむしゃらに勉強したら合格を勝ち取れる！というほど、受験は甘いものではありません。
どのような設置区分の大学であっても、試験問題には傾向があります。それに合わせた勉強をすることが効率的な受験勉強です。学力試験がある場合は「赤本」という愛称でおなじみの大学入試問題の過去問集を購入し、繰り返しその問題を解き実力をつけることが重要です。学習塾や予備校に通うことで、模試も受けられるためより志望校に近づけます。
一方ＡＯ入試など、学力試験を課さない試験方式で入学する場合も勉強そのものは必要です。ＡＯ入試では面接や小論文を課されることが多く、芸術系の学科・学校であれば実技試験があります。ＡＯ入試の対策は独学では難易度が高く、効率的にできるとは限りません。この場合も専門の講座やコースを開講している予備校に通うことをおすすめします。
芸術に関して学ぶことができるとして人気が高く有名なのが日本大学の芸術学科（日芸）です。こちらへの入学対策で有名な予備校は早稲田ゼミナールです。一般入試だけではなくＡＯ入試対策コースもあるため、日芸に入学したい場合はこちらに通ってはいかがでしょうか。
2.規則正しい生活
受験勉強というと、夜遅くまで熱心に勉強するものだと思い込んでいませんか？夏休みなど長期休みでは昼夜逆転の生活を送っている受験生もいるかもしれません。
しかし、入試は朝から行われます。大切な入試本番に寝坊し遅刻する、眠くていつものパフォーマンスを発揮できないことほど悔しく、歯がゆい思いをすることはありません。
そこで大切なことは規則正しい生活を送ることです。早寝早起きを心がけ、可能であれば夜は日付が変わる前に寝ましょう。人間は眠っている間に記憶を整理し、定着させます。睡眠時間を削って勉強をしても知識が定着しません。体質に合わせ、毎日6～8時間の睡眠時間を確保しましょう。
3.適度な息抜き
どれほど熱心に勉強をしていても、成績が伸び悩む時期が訪れます。いわゆるスランプというものです。この時にがむしゃらに勉強をしても逆効果になりがちです。伸び悩んだときは思い切って気分転換をするなど、適度に息抜きをしてストレスをためすぎない受験生は、本番でも緊張せず実力を発揮できるといいます。
ふだんの勉強中でも、どうしても集中力が切れてしまった、という瞬間が訪れるでしょう。この時に数分、ストレッチなどを行うことで気分転換ができます。息抜きとはいえ、マンガやゲームで遊ぶことはやめましょう。際限なく時間を使うことになりかねません。