「志望校っていつぐらいに決めたらいいのかわからない!」
「やりたいことはどうやって決めたらいいんだろう?」
志望校選択を目前に控える高校生は、今後の進路について悩むこともあるでしょう。将来について不安に思っている方もいるかもしれません。ここでは、志望校ややりたいことの見つけ方を紹介していますので、将来を考える際の参考にしてくださいね。
志望校を検討し始めるのは高校2年の夏
高校入学の時点で目標とする大学がある学生もいるでしょう。もちろん、志望校の決定は、早いに越したことはありませんが、急いで決めるものでもありません。そのため、ここでは志望校決定大まかな流れを紹介します。
【高校1年】
まず、高校1年生で文理の選択をします。そして、高校2年生では完全に文理のクラスが分かれ、文系理系それぞれの大学の試験に合わせた勉強が始まります。後で変更する事も可能ですが、変更した分遅れを取り戻す必要があるため、ざっくりとどんなことがやりたいのかは決めておきましょう。
【高校2年】
文理が決まった後、高校2年の夏あたりから、めぼしい大学の検討を始めます。オープンキャンパスに足を運んでみたり、ホームページなどを比較してみたり、大学の研究をしましょう。できるだけ多くの大学を見ておくことをオススメします。
【高校3年】
大まかな志望校の決定は高校3年の春から夏に決めましょう。高校3年の夏には部活が終了し、本格的な受験勉強が始まります。そのため、高校3年生の夏にはざっくりと志望校を決めて、志望校に向けた勉強を始めましょう。
最終的な決定は共通テストの後です。実際のテスト結果を踏まえて、自分が合格できそうな大学や挑戦する大学を決定します。
志望校・やりたいことの決め方
志望校を考える時は、大学でどんなことが学びたいのかに重きを置いて考えましょう。立地やキャンパスの綺麗さなどで選んでしまうと、授業がつまらないと感じてしまい、さぼりがちになる可能性や、最悪の場合中退という可能性もあります。
大学の決定は今後の人生を左右するものでもあるので、まずは自分のやりたいことから考えて、行きたい大学を決めましょう。
やりたいことがわからない、という場合は友だちと将来について離して見るといいかもしれません。こんなことが好き、こんなことがやりたいんだよね、とぼんやりでも口に出すことで、自分の考えがまとまるきっかけになります。
例えば、「こういうの好きだよね」という友だちの客観的な意見からも、自分のやりたいことを見出すきっかけになります。もちろん、全て人のいう事が正しいわけではなく、最終的に決めるのは自分です。一意見として話し合うことはとても大切ですよ。
大学にも種類がある
また、志望校を決める際には、大学の種類も検討する必要があります。大学には国立大学、私立大学、短期大学などがあり、学費や設備などが異なります。また、2019年には新しい大学の区分ができました。それが「専門職大学」です。専門職大学は大学の中でもより職業に特化した技術や知識を身につけられる大学です。例えばファッションについて学べる大学「国際ファッション専門職大学」があります。ここは、業界の第一線で活躍しているプロから直接指導を受けられる授業や、実際に企業で学ぶことができる授業があります。
大学選びは楽しいものでもあり、将来を考えて行き詰ることもあるでしょう。その時は周りの友人と支え合いながら、自分のやりたいことを見つけて行ってください。